日本で2017年に成立した特許第6253060号「魚肉練り製品の製造方法及び製造装置」が、2024年にベトナムでも成立しました。10月にベトナムの「カニカマ」製造企業から招待を受け、「ASC養殖漁業認証パンガスリミ®」を使用した「ASC認証Pangカニカマ」の製造に取り組みました。その結果、「ASC認証Pangカニカマ」商品が完成したことをご報告いたします。
この取り組みはJETRO e-Venue（案件ID:100063265、案件名:「ASC養殖漁業認証パンガスリミ®」）に掲載されました。詳細はJETRO e-Venueをご覧ください。
明弘食品㈱の特許第6253060号「魚肉練り製品の製造方法及び製造装置」による「ASC養殖漁業認証パンガスリミ®」と「Pangasiusカニカマ」のゲル強度（すり身の腰、加水効果に比例）は、スケソウ鱈すり身①の1500に対し、Pangasiusすり身②は1700です。加水率は①65％/②85％で、すり身原価は①750円→454円/②550円→297円です。白度は同等で、ベトナムで「Pangasiusすり身」を使用して「Pangasiusカニカマ」を製造しました。
「Pangasiusすり身」とその「Pangasiusカニカマ」の試食を提供いたします。また、「Pangasiusカニカマ」製造に関する弊社の特許技術についてもご説明いたします。
ASC養殖漁業認証によるベトナム産Pangasiusは、SDGs（Sustainable Development Goals）に合致しており、枯渇の危機にある海洋魚由来のスケソウ鱈などに代わるすり身として注目されています。
